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​会長挨拶

第11回日本音楽医療研究会学術集会のお世話をすることになりました日本医科大学消化器外科の太田 惠一朗です。2017年(平成29年)12月10日(日)、聖路加国際大学 アリス・C・セントジョンメモリアルホールで開催いたします。

学術集会のメインテーマは「緩和医療・ケアと音楽」といたしました。ここでいう「緩和医療・ケア」とは、がん診療に伴うものも当然含まれますが、広く医療、看護、介護、福祉分野でみられます、諸症状の緩和やケアととらえていただきたいと思います。それらと音楽との関係を多職種の皆様に論じていただく場にしたいと思います。したがって、シンポジウムは「緩和医療・ケアと音楽」とし、医師、音楽療法士、その他の職種の皆様方で議論を深めていただきます。この中で、2016年6月に日本緩和医療学会から刊行されました「がんの補完代替療法クリニカル・エビデンス」に掲載されている音楽療法についても解説をお願いしています。

本研究会も発足から10年を経過し、これまでの歩みを振り返る意味で、岩田 誠先生に記念講演を、また今後の研究会の在り方などについて呉 東進先生に基調講演をお願いしております。学術集会のメインテーマ以外にも、広く音楽医療に関する一般演題を募集いたします。久しぶりの東京での開催となりますし、「緩和医療・ケアと音楽」を語り合うには最良の場所での学術集会だと思います。多くの皆様のご参加を、楽しみにお待ちいたしております。

日本音楽医療研究会 会長 太田 恵一郎

日本音楽医療研究会
​第11回学術集会 会長​
日本医科大学 
消化器外科教授
太田 惠一朗

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